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SMTPエラーコード​検索。

SMTPのエラーコード(応答コード)の意味を読み解けます。サーバーが返す4xx・5xxのコードに加え、5.1.1や5.7.26などの拡張ステータスコードにも対応しています。コードやキーワードで検索すると、その意味と送信者が取るべき対応がわかります。ブラウザー上でそのまま動作します。

応答コード(例:421)、拡張ステータスコード(例:5.1.1)、または一般的なキーワードで絞り込めます。

SMTP応答コードと拡張ステータスコードの意味、および送信者が取るべき対応の一覧。
コード分類意味対処法
211情報システムステータス、またはシステムのヘルプ応答です。情報提供のみの応答です。ステータスの問い合わせに対して返されるもので、配信結果ではありません。対応は不要です。
214情報サーバーやそのコマンドの使い方を説明するヘルプメッセージです。HELPコマンドに対する情報提供の応答です。送信側で修正すべき点はありません。
220情報サービス準備完了:サーバーが接続を受け付けたときに送るあいさつです。通常のオープニングバナーです。これが返ってこない場合、そのホストは該当ポートでSMTP接続を受け付けていません。
221情報QUITを受けて、サービスが通信チャネルを閉じることを示します。セッションの正常な終了です。対応は不要です。
250成功要求された処理の完了:コマンド(MAIL、RCPT、またはメッセージ本文)が受理されました。SMTPのやり取りの時点でアドレスが受理されました。ただし、キャッチオールドメインではRCPTへの250はメールボックスの実在を証明しないため、「受理済み・未確認」として扱ってください。
251成功宛先ユーザーはこのサーバー上に存在しないため、メッセージは別のアドレスに転送されます。メッセージは転送先へ中継されます。配信可能として扱って問題ありませんが、転送先は送信側では管理できません。
252成功サーバーは宛先を検証できませんが、メッセージを受け付けて配信を試みます。VRFYが無効になっている場合や、キャッチオールドメインでよく見られます。SMTP確認の応答だけではメールボックスの存在を判断できません。完全な検証パイプラインでは、推測ではなくスコアで評価します。
354情報メール入力の開始:メッセージ本文を送信し、最後にドット1つだけの行で終えます。DATAコマンドの後に返る中間応答です。SMTPのやり取りの途中で想定どおりに返るもので、対応は不要です。
421一時的なエラーサービス利用不可:サーバーが接続を閉じようとしています。間隔を空けて後で再試行してください。多くの場合、ホストの過負荷、レート制限、または送信者レピュテーションを理由とした受信制限が原因です。配信ペースを落としてください。
450一時的なエラーメールボックス利用不可:使用中、または一時的にブロックされています(多くはグレーリスティング)。時間を置いて再試行してください。グレーリスティングは通常2回目の試行で解消されます。同じメールプロバイダーから450が続く場合は、レピュテーションまたは配信ペースに問題があります。
451一時的なエラー処理の中止:受信サーバーの処理中にローカルエラーが発生しました。受信側の一時的な問題です。後で再試行してください。ドメイン全体で続く場合は、実際のサーバーエラーではなく、ポリシーによる受信の保留かもしれません。
452一時的なエラーシステムの容量不足、または1回のトランザクションの宛先数が多すぎます。後で再試行し、大量のRCPTはより小さなトランザクションに分割してください。アドレスを配信除外にする理由にはなりません。
500永続的なエラー構文エラー:サーバーがコマンドを認識できませんでした。宛先の問題ではなく、送信クライアントのプロトコルレベルの不具合です。クライアントがソケットに書き込んでいるバイト列を正確に確認してください。
501永続的なエラーコマンドのパラメーターまたは引数に構文エラーがあります。多くの場合、MAIL FROMまたはRCPT TOのアドレスの形式が正しくありません。サーバーに送る前にアドレスの構文を検証してください。
502永続的なエラーこのサーバーではコマンドが実装されていません。ほとんどのサーバーが無効にしているVRFYやEXPNでよく見られます。メールボックスの確認にこれらのコマンドを頼らないでください。
503永続的なエラーコマンドの順序が不正:コマンドが誤った順序で送信されました。たとえば、MAILの前にRCPTを送った、EHLOの前にコマンドを送ったなどのケースです。送信クライアント側で順序を修正してください。
504永続的なエラーコマンドのパラメーターが実装されていません。サーバーはコマンドを理解しましたが、指定された引数(例:対応していないAUTHメカニズム)を理解できませんでした。パラメーターを調整してください。
521永続的なエラーこのホストはメールを一切受け付けません(RFC 7504)。このドメインはメールを受信しないことを公表しています。このドメインのアドレスはすべてハードバウンスするため、配信除外にしてください。
530永続的なエラー認証が必要です。または、先にSTARTTLSを実行する必要があります。認証するかTLSを開始するまで、サーバーはコマンドを拒否します。送信側で認証情報/TLSを設定してください。宛先側の問題ではありません。
550永続的なエラーメールボックス利用不可:多くの場合、アドレスが存在しないか、ポリシーによってメッセージが拒否されています。典型的なハードバウンスです。「user unknown」や「no such mailbox」の場合は、アドレスを恒久的に配信除外にしてください。ポリシーやブラックリストに言及している場合は、アドレスではなく送信者レピュテーションや送信ドメイン認証を改善してください。
551永続的なエラー宛先ユーザーはこのサーバー上に存在しません。サーバーは代わりの送信先を示しますが、中継はしません。サーバーが示すアドレスに送信してください。現在のホスティング型メールサービスではまれです。
552永続的なエラーメール処理の中止:メッセージがメールボックスの割り当て容量を超えたか、メッセージのサイズが大きすぎます。容量超過のメールボックスの場合、現時点では事実上配信不可です(一時的なエラーの場合は452が返ります)。メッセージサイズが原因であれば、サイズを小さくしてください。
553永続的なエラーメールボックス名の不許可:サーバーがアドレスの構文を受け付けません。通常は、ローカル部の形式が正しくないか、許可されていないことが原因です。アドレスを検証して修正してください。再試行を続けても解決しません。
554永続的なエラートランザクションの失敗:汎用的な拒否応答で、多くはブラックリストやコンテンツ/ポリシーによる拒否です。コードの後に続くテキストを確認してください。実際の理由(迷惑メールとしてのブロック、ブラックリストに掲載されたIP、SMTPサービスなし)が記載されています。やみくもに再試行するのではなく、送信者レピュテーションや送信ドメイン認証を改善してください。
4.2.2一時的なエラーメールボックスの容量超過:宛先がメールボックスごとの容量上限を超えています(継続的な一時エラー)。しばらく再試行してください。ユーザーが空き容量を確保すれば解消される場合があります。いつまでも解消されない場合は、時間の経過で到達不能になったソフトバウンスとして扱ってください。
4.3.1一時的なエラーメールシステムの容量不足:受信側のシステムでストレージが不足しています。アドレスリストではなく、受信側の容量の問題です。後で再試行してください。
4.4.1一時的なエラーホストからの応答なし:宛先への接続試行に応答がありませんでした。宛先サーバーに到達できないか、混雑していて応答できませんでした。後で再試行してください。ドメイン全体で応答がない状態が続く場合は、メールサービスが停止している可能性があります。
4.7.1一時的なエラー配信不許可・メッセージ拒否:ポリシーによる一時的なブロックです。グレーリスティングや、レピュテーションに基づく受信の保留であることが多いです。通常のスケジュールで再試行してください。複数のメールプロバイダーで4.7.1が繰り返される場合は、IP/ドメインのレピュテーションと送信ドメイン認証を改善する必要があります。
5.1.1永続的なエラー宛先メールボックスアドレスの誤り:宛先が存在しません。確定的なハードバウンスです。すぐにアドレスを配信除外にしてください。リストに残しておくとバウンス率が上がり、送信者レピュテーションが低下します。
5.1.2永続的なエラー宛先システムアドレスの誤り:宛先のドメインが見つからないか、メールを受信できません。メールボックスだけでなく、ドメイン自体が無効です。アドレスを配信除外にし、ドメイン部分に入力ミスがないか確認してください。
5.2.1永続的なエラーメールボックスの利用停止:存在はしますが、メッセージを受け付けていません。停止または無効化されたアカウントであることが多いです。配信不可として扱い、配信除外にしてください。再試行しても回復しません。
5.2.2永続的なエラーメールボックスの容量超過です。このサーバーは永続的なエラーとして報告しています。容量の問題を永続的なエラーとして返すサーバーもあります。このアドレスへの送信を停止し、後日リストに戻す前に再検証してください。
5.4.1永続的なエラーホストからの応答なし。Microsoft 365では「Recipient address rejected: Access denied」を意味します。実際には、存在しないアドレスやブロックされたアドレスに対してMicrosoftが通常返す応答です。ハードバウンスとして扱い、配信除外にしてください。
5.7.1永続的なエラー配信不許可・メッセージ拒否:ポリシーによる永続的な拒否です。送信がブロックされています(ブラックリストに掲載されたIP、中継の拒否、迷惑メールとしてのフィルタリングなど)。送信ドメイン認証とレピュテーションを改善してください。宛先アドレス自体には問題がない可能性があります。
5.7.26永続的なエラー複数の認証チェックの失敗:SPF、DKIM、DMARCのうち2つ以上でメッセージが認証に失敗しました。Gmailなどは、認証されていない大量送信のメールをこのコードで拒否します。再送する前に、送信ドメインのSPF、DKIM、DMARCを公開し、アライメントを揃えてください。

最初の1桁が結果を表します。2xxは成功、3xxは中間応答、4xxは一時的なエラー(再試行)、5xxは永続的なエラー(配信除外)です。5.1.1のような拡張コードは、さらに具体的な理由を示します。

SMTP応答の読み方

SMTPの応答はすべて3桁の応答コードで始まり、到達率の観点では最初の1桁を見ればほぼすべてがわかります。各コードの詳細はSMTP応答コードの完全ガイドで1つずつ解説していますが、実際に目にするケースのほとんどは次の3つの区分で判断できます。

2xx:受理
コマンドが成功したことを示します。250は宛先が受理されたことを意味しますが、キャッチオールドメインの場合、メールボックスが実在する証明にはなりません。
4xx:後で再試行
グレーリスティングやメールボックスの容量超過などによる一時的なエラーです。通常のスケジュールで再試行してください。4xxだけを理由にアドレスを配信除外にしないでください。
5xx:永続的なエラー
メールボックスが存在しない、またはポリシーによってメッセージが拒否されたことを示す、永続的なエラーです。550や5.1.1が返ったアドレスは、バウンス率を押し上げ続けないよう配信除外にしてください。

応答コードによるバウンスの分類

配信の失敗をバウンスとして確定させるのは応答コードであり、その分類によって次に取るべき対応が決まります。各コードをハードバウンス、ソフトバウンス、ブロックのいずれかに振り分けることが、メールのバウンス分類の要です。永続的な5xxなら配信除外、一時的な4xxなら再試行、ポリシーによる拒否ならアドレスではなく送信者レピュテーションの改善が必要です。ハードバウンスを根本から防ぐ最も確実な方法は、配信前に無効なアドレスを取り除き、サーバーに550を返させないことです。

SMTPエラーコード検索:よくある質問

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